互経の一つで、古代中国の礼式に関する礼記という書があり、その中に「一張一弛」という言葉が記されていても、ます。
この四文字は、日々の生活の中での、緊張と弛緩のバランス感覚を実によく教えてくれます。
緊張しすぎても、ゆるめすぎても、体は不満を訴え、それが体調にあらわれてくるのです。
そこで、日ごろから一張一弛の生活を心がけるのです。
心理カウンセリングを行っている私ですが、カウンセリング中はやはりある程度の緊張感を持続させながら対話をします。
そこで、ビーンを張り詰めたあとは、やれやれとひと息抜く。
いってみれば、これが健康を維持するための私流の「さじ加減」であり、過度に走らないための方法というわけです。
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