「性格」で悩むのはバカげたこと

性格が暗い、と悩みを持っている人は多い。

暗い性格と自分とで思っている、まじめな人が多く、人とうまく付き合えないことにコンプレックスを感じているようである。

明るくオープンな付き合いのできる人を見ると、とてもあんなふうにはできないと思う。

まじめなゆえに悩みにはまりやすく、ますます暗くなっていく。

しかし、ほとんどの人は、一人でいるときは自分に閉じこもり、暗いものである。

それが人前に出るとなぜ明るく振る舞えるのか。

それは、暗いと思われるのは嫌だから、自分なりに一生懸命、演技をしているのだ。

明るい性格だと思われようと演技していくうちに、それが地になる人も結構多い。

逆を言えば、暗いと悩んでいる人は、こうした演技をしようともしない。

やはり、悩みはそれなりの努力をしないと克服できないということだ。